相談事例- 住宅 -
現在、社宅に妻と子供と三人暮らしをしています。
来年にはもうひとり家族が増えます。
今の社宅は家賃的には申し分ないのですが将来子供達に通わせたい学校があり社宅から通うという事になると交通手段的に通学時間がかかり過ぎるので来年の出産前には引越しをしたいと思っております。
去年からコツコツと物件を捜しておりますがなかなか見つかりません。来年までに引っ越すという事自体が無謀なのでしょうか？まだ引っ越す時期ではないのでしょうか？相談者：中村光太郎様・美香様(仮名 30代)
家族三人でいらっしゃいました。
今回、ご夫妻の生まれた時間はわかりませんでしたのでご夫婦の鑑定をするのにあたり、九星気学の命術にあたる【傾斜宮】の資料 空亡論から導き出したバイオリズム表の資料をご用意させて頂きました。
また、お子様は生まれた時間と生まれた場所がわかりましたのでご夫妻と同じ資料プラス「紫微斗数」の命盤(斗数盤)をご用意して鑑定をスタート致しました。
前置きが長くなりますが、実はご自身の生まれた時間や生まれた場所が分からなくてもご家族の方の誰かの命盤(斗数盤)が一枚ありますとその命盤(斗数盤)から【自分】を鑑定する事が出来ます。
どういう事かと言いますと、今回の場合お子様の命盤(斗数盤)の中の主に【父母宮】がお子様のご両親を表す宮になります。
【父母宮】や【兄弟宮】がお子様の父と母にあたりますのでこの二つの宮を活盤して行くと間接的に観る事にはなりますが毎年のご夫婦の動向を鑑定する事が出来ます。
さて、沢山の資料を広げながら色々鑑定して行きますと、今年は御家族にとっては「変動の年」となっていました。ご主人様の場合は、上司が変わる事によって仕事の内容が変わるとも出ていました。
お尋ねすると、確かに上司の移動に伴い部署が変わった為に帰宅時間が遅くなり、このことも引越しをしたい気持ちに拍車をかけたようです。
お子様の命盤(斗数盤)から観ても来年はご兄弟が増え、ご両親と共に新しい住宅で生活をしていると出ていました。
え～、そうですか……
じゃあ、何故スムーズに見つからないのでしょうか？
と少し凹み気味になられたご夫婦。
大丈夫ですよ！
必ず見つかりますからね！とお声をかけさせて頂き、
最終的にどちらの方角に住宅をお捜しなのかをお尋ねしました。
そうしますと、行かせたい学校があるので、その学校がある方角で探していると即答されました。
住宅を購入するという事は今後その場所が【大極】となります。その為、今いる場所から引っ越す方角、引っ越す時期は非常に重要になります。
毎年変わる九星気学の年盤の方位、一生変わらないそれぞれのご家族の空亡論での方位、引越しの場合は両方から観て行く事が重要です。今回の物件捜し、実は今お捜しの方角だと今年はあまり良くないのがわかりました。
お引越しは来年の2月以降ですか？
最初は、年内に引越し予定でしたが、このままの状況だととても年内は無理ですし来年の2月だって無理なような気がします。
そうなんですね。
でもね逆に見つからない方が良かったですよ！何故なら今年その方角はご家族にとって旅行とか遊びに行くくらいでしたら悪い場所ではないのですが長年住むと言う事になりますと良くない方角なんですよ。
え！？そうなんですか……
じゃあ、ここに引越しする事自体諦めた方がいいのでしょうか？
ご夫婦でがっかりされて行く様子が手に取るようにわかりました。
違いますよ！「今年は！」良くないのです。
元々この方角は、ご夫婦にとっては【財】を生み出す方角だったり、お子様には【成長】の場所になり、大変素晴らしい方角なのですが、今年引越すと周りの人間関係が一気に煩雑になりそれが一生続くのでよくないのです。
ですから……物件捜しは続行されても、節入り前の引越しは避けて頂ければ大丈夫です。ざっくり申し上げと節分前には移動しないという事です。
そうなんですね！何か今年中に引っ越さないといけないと思っていましたし、絶対今年と思ってしまったので焦っていました。
家を買うという事は、一生に一度あるかないかの大きなお買い物ですし、住まう家は本当に大切ですよ。ご主人様、奥様も土地家屋不動産運は悪くありませんので、必ず良い物件は見つかりますから安心してください。
そして、ひとつ具体的なアドバイスをしますと購入される住宅のお玄関は住宅の中から見て〇側が良いですよ。玄関は運気の入口と言われておりますが、自分にあった方角でないと色々な問題を家の中に招き入れる扉になってしまいます。
そして、長く住めば住むほど玄関の位置の影響は色濃く出ます。
ですから、方角も玄関の位置をしっかりとリサーチをして、毎日開けて出て行く扉を御家族の「成果充実の扉」にしてください。
わかりました！「玄関の位置」まで考えて物件捜しはしていなかったです。
今度は絞込みが出来るので早く見つかりそうな気がします。
やっと笑顔になられたご夫婦。
長時間の鑑定になり、奥様の腕にはスヤスヤとおやすみになられた健やかな寝顔のお子様が。
来年は本当に素晴らしい年になりますよ。どうか御家族みなさまのしあわせが詰まったお城をじっくりとお探しくださいね。
エレベーターが締まりかけた時、
「あ！次は契約日の相談と命名の相談に来ます！」
「あ！本当ですね」今度は4人家族でのご来所をお待ちしております！
主人を早くに亡くしました。子供2人に恵まれましたが現在一人暮らしをしております。
ご相談と言うのはお墓の事でございます。子供2人には恵まれましたが2人とも結婚する気配もなく遠方に住んでおりますので滅多に帰って来る事もなくこのまま行きますと私が亡き後は墓守をする人間がいなくなります。色々考えましたが墓じまいをしたいと思います。時期的にはいつ頃が宜しいでしょうか？
相談者：伊藤順子様(仮名 60代)
ご友人に付き添われてご来所下さいました。小柄ながらも背筋をピンと伸ばされてお座りになるお姿はお伝え頂いたお歳にはとても見えませんでした。
おふたりのお子様の大体の生まれたお時間が分かると言う事で、九星気学の命術にあたる【傾斜宮】の資料空亡論から導き出したバイオリズム表に加えて紫微斗数の命盤(斗数盤)をご用意させて頂きました。
紫微斗数の命盤(斗数盤)はその方の宿命と運命がわかります。
お母様はおふたりのお子様は全く結婚する気がないと仰っていますがふたりのお子様の命盤(斗数盤)からは宿命的に【結婚】と【お子様】のテーマが与えられているのが観て取れました。
おふたりともこの3年以内にはご結婚されますよ。
本当ですか…もうふたりとも年齢的に結婚は難しいかと思いますが……
お母様、今はキャリアを積んでお仕事を優先にされる方が増えたので結婚する時期が人生の後半戦になる人が増えました。結婚しない人が増えたのではなく、結婚する時期が遅くなる人が増えただけなんですよ。
そうなんですかね…まだ、半信半疑のご様子
そして、紫微斗数でお墓や御先祖さまを観る【田宅宮】や【福徳宮】を拝見すると今まで護っていらっしゃったお墓は大変立派でご供養もきちんとされているのがわかりました。
大変立派なお墓でちゃんと先祖代々ご供養されてますね。そうお伝えすると目をまん丸くされて
なぜそんな事まで分かるのですか？
実は嫁ぎ先は代々男子が早死の家系の様で、先代が供養の意味を込めて立派なお墓を作りましたが何せ跡取りが育たずか早死にで、とうとうお守りする人がわたししかいなくなりました
最近は、わたしの足も悪くなりお墓参りもなかなか前ほどは行けなくなりました。
そうだったんですね。
早死の家系と仰ってますがお子様おふたりはお丈夫ですよね？
はい。お陰さまで大きな病気をする事なく育ちました。
ここでやっとご相談者さまから笑みが零れました。
直系のお子様が生まれると言うことはその家系は絶えません。嫁がれた時はそのような悲しい出来事があったかもしれませんが、ご供養を続けられた事によって御先祖さまがお喜びになられ、おふたりのお子様を見守らているのです。
もちろん誰よりご主人様が御家族を護っていらっしゃいます。
生きている間に住まう住宅を【陽宅】と言います。日が当たっている間住まうと言う意味です。でも、人は死んでからも住まう住宅があるんですよ。日が陰ってから住まう住宅を
【陰宅】と呼びます。
そうです。それがお墓なんですね
死んじゃったからもう住宅は居らないのではなくて実は陽宅で問題がある時は陰宅を観よ。
と言うくらい陰宅は陽宅を護る為にあるのですよ。
そして事業や仕事関係など社会的に困った時は「父方の墓」。家庭内の事で困った時は「母方の墓」にお参りに行くと良いと言われるくらいお墓は自分達ちを護ってくれる大切なものなのです。
今は色々な事情でその大切なお墓を持てない方が多くなりました。
ここまで来ますとご相談者さまはお墓の意味を良く考えてくださったようです。
素晴らしいものを御先祖さまは遺してくださったんですね。
そうですよ！それでお子様達ちの命盤(斗数盤)から少しメッセージが来ているのですがそのお墓何処か欠けているか汚れているかしていますか？
あ、はい。実は前から気になっておりましたが墓石が欠けている場所ございます。
そうですよね。実は墓石のその場所の欠けは「子孫運」の欠けに繋がる場所なんですよ。だから、お子様の命盤(斗数盤)には【結婚】と【お子様】のキーワードが揃っているのにその部分が欠けているので命盤(斗数盤)どおりに進まないですね
まぁ、そんな事があるんですね！！！御一緒にいらっしゃったご友人共々びっくりされてました。
そして笑顔で「墓じまいではなくて墓の修復を早速致します！」
着工する日にちとか関係ありますか？
もちろん、ありますよ。今からお日にちお出ししますので、墓石屋さんとよくご相談されてくださいね。
わかりました。子供達とも相談して日にちを決めたいと思います。
最後は、墓じまいの日ではなくて墓開きの日をメモされた手帳を鞄にしまわれ、さらに背筋を伸ばされてお帰りになられました。
天空で亡くなったご主人様が微笑まれている気がしましたよ。
ご相談者さまご一族さまの繁栄とご健勝を心よりお祈りしております。