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「宿命」のご相談

このまま一生わたしは比べられて、生きて行かなくてはいけないのでしょうか?

わたしと姉は一卵性双生児です。
小さい時から同じ服を着せられて同じ髪型をさせられて同じお稽古事をさせられて来ました。女の子だからとピアノやバレエをやって来ましたが楽しいと思ったことがありませんでした。おまけに何でも上手にこなす姉となかなか出来ないわたし、いつも周りから「双子なのにどうして同じ様に出来ないの?」と言われ続けて来ました。
結婚も姉が早々にして子供も2人います。
わたしは最近やっと結婚しましたが、まだ子供が出来ません。年齢のせいもあり又周りの人達は「双子なのに貴女はまだなの?」と言われ続けて、毎日が憂鬱です。
このまま一生わたしは比べられて生きて行かなくてはいけないのでしょうか?
どの占いを見ても誕生日が一緒なので答えが出ません。相談者:広瀬友麻様(仮名 34歳)

お友達のご紹介で鑑定にいらっしゃった広瀬様

大変ボーイッシュな第一印象を受けました。
一卵性ですから「お姉さんとそっくりなんですよね?」の問いかけに、「姉はフリフリ大好きな乙女チックな人ですよ。着るものの趣味も違っていて、自分で選べる様になってからは全く真逆の格好しています」
わたしの質問の仕方が悪くて少々ご気分を悪くされたようです。

あらあら、そうなんですね。

確かに貴女とお姉さんは全く性格違いますものね。

そう言った瞬間に彼女が不思議そうな顔をされました。

紫微斗数の命盤は「生年月日」の他に「生まれた時間」、「生まれた場所」が必要になります。
また、生まれた時間、生まれた場所が一緒でも男女の違いや生まれた年の十干で命盤の回り方が右回りか左回りに分かれますので、出される命盤の数は飛星派と呼ばれる流派ですと実に24万8000通りになります。

いかにご自分の人生が、ご自分だけのものであるかと言うことがお判り頂けると思います。

でも、双子で同性だったら全く同じ命盤ですよね?

はい、ごもっともな質問ですが実は違います。

双子さんの場合は2人目の命宮の位置が違って来ます。
命宮(めいきゅう)と呼びます。
まさに命の宮 ご自分自身を観る大切な宮です。

もっと言いますと、広瀬様のご出生時間は23時ジャスト。
お姉様は23時前でした。

東洋占星術でいいますと、1日の区切りは23時です。
23時を過ぎますとすでに次の日になるのでお誕生日も1日ずれて来ます。

よって双子ではありますが、旧暦換算するとお誕生日も違う双子と言うことになります。

お二人の命盤を目の前にして鑑定をして行きますと、確かにいろんな場面で違いがたくさん出てきました。

わかり易くいうとお姉さんはインドアタイプ 理屈屋さんでもあります。
それに対する広瀬様と言うとアウトドアタイプ。
当たって砕けろ!実行あるのみ!のタイプです。

これでは同じことを共有しなさい。と言われても難しいはずです。

命盤上もお姉さんの方が先に結婚されて、お子さんにも巡り会えると出ています。

そして広瀬さま自体も、太歳や小限から観てお子様に巡り会える可能性の高い時期に入っている事がわかりました。

「あ~良かった!」

だいぶ肩の荷が下りた感じになられたのがわかり出した頃

お姉さんの命盤から見てとれたことがひとつありました。

お姉さん、何か身体に傷とかありますか?

そしたら広瀬さまがすごく驚かれた顔して、ひとこと

あります・・・

こんな言い方をしてはいけないのですが、この傷は本来貴女が請け負うはずだったかもしれないけど、お姉様が代わりに受けたのでしょうね。

そこまで言った時に彼女の眼から大粒の涙が落ちました。

「姉は小さい時わたしをかばって怪我をしたんです。身体のどこかは言えませんが確かに傷があります」

そうなんですね。でもご自分を責めないでくださいね。
これは貴女をかばったわけではなく貴女か自分かどちらかが傷をするという場面になった時は、自分が背負うという「宿命」だったんですよ。
貴女と双子で生まれて来たのも「宿命」です。

宿命とは避けられないことです。
生まれつき、いえ生まれる前から決められていることです。

しかもこの生まれてくる時間も、自分で決めて生まれて来ているようにわたしは思います。

縁あってこの世に生まれて来たお二人です。
どうぞこれからも仲良くしてくださいね。

「ありがとうございます。すごく腑に落ちました。姉にはすごく感謝をしているはずなのに周りからいろいろ言われて自分から垣根を作ってしまった感があります。これからは素直に生きたいと思います。
命盤が自分は自分らしくと応援してくれた気がします」

良かったです。

世の中には生まれ落ちた時から変えられないことがあるんですよ。

一卵性双生児の場合は、ひとつの卵子がふたつに分かれて成長して行くので、まさに同じ命を授かったと思われていいと思います。

どうぞこれからの人生も二人三脚でお幸せになってくださいね。

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