人生には「100の命運」があります。
1回目でその「運」に
巡り会える人もいれば、
100回目で見つかる人もいる。
最期まで諦めない人の為に
長沼蓉生子がおります。
今年も
穏やかな元日から
新しい年が始まりました。
西暦で言いますと2018年
和暦で言いますと平成30年
干支で言いますと戊戌年
(つちのえのいぬどし)
同じ一年を表すのに
こんなにも言い方があるなんて
日本って不思議な国だなとひとり思っております。
そして
来年になりますと
平成天皇陛下が退位され
新しい天皇陛下が即位し、
日本の流れが意図的に変わります。
そのような大きな代わり目を控えた本年は
時空の狭間の一年になりそうな気がしており
そのせいか
わたしの中で2018年は
既に終わっている感があり
正直、この【年初のご挨拶】の一文が
なかなか書けない不思議な年明けとなりました。
また、私事で大変恐縮ですが
そんな感情を抱くひとつの理由として
2018年、無事に【還暦】を迎えたからかも
しれません。
還暦の年とは
巡り来た十干十二支が
自分が生まれた年と同じ
十干十二支になる年の事を言います。
この十干十二支は
60通りの組み合わせがあるので
ひと回りする年が丁度60歳、「赤子に戻る」と言う事です。
還暦は、「赤子に戻る」と言う意味で
赤いちゃんちゃんこを着るのですよ。
と、若いご相談者さまにお話すると
「へぇ~そうなんだぁ!」「わかりやすい!!!」と
目をキラキラさせてお応え頂く姿を見ていると
まだまだ、わたくしがお伝えしていかなくてはいけないことが
沢山あるのだなと感じました。
また、ある方は
還暦を迎えたわたくしに「3回目の成人式ですね」と
言って下さいました。
なるほど
そういうカウントの仕方もあって
面白い言い方だなと思いました。
確かに20歳をひとつの区切りとすると3度目の成人式ですが
実は還暦は、1年
12ヶ月を12回(十二支)繰り返し
4サイクル(四季)を終えた状況を言います。
12歳 春の暖かさ
24歳 夏の力強さ
36歳 秋の豊かさ
48歳 冬の厳しさ
そして
60歳を迎えた人は
この春夏秋冬の時代をひととおり
経験した人と言う事になります。
人生60年生きる事により
酸いも甘いも噛み分け
ひととおりの世間の仕組みを体験し
ある意味もう何もかも理解が出来た人
60歳からの人生こそが
本当の意味で
自分の人生のスタートと言う事になるそうです。
「赤子に戻る」と言う言葉も
もう一度、生まれ変わる。
生まれて来ると言う意味も含まれていると思います。
そんな
自分の節目の年に
日本の年号自体が変わります。
大きく時代の流れが変わる時期を迎えました。
2018年は
占術の世界に入って10年目
占術を本格的に生業とさせて戴いて
4年目に入ります。
そして、何より人として60年目を迎える年となりました。
歳を重ねました
季節も重ねました
暖かい春ばかりではありませんでした。
力強い夏の陽射しに
耐えきれず自分の流した汗と涙が
一緒になって目に染みた事もありました。
豊かな秋に自分ひとり収穫が出来ず
涙した事もありました。
でも
寒い冬ばかりではありませんでした。
今、やっと「人間」として
スタート地点に立てたような気がします。
2018年
【最後まであきらめない皆さま】と共に
まっさらな気持ちを
まっさらなキャンパスに
【未来予想図】を描き画く
一年にしたいと思っています。
スカイ4周年
今年も更に地に足を付けて精進して参ります。
どうぞ
よろしくお願いいたします。
2018年1月吉日